2016/07/18 19:25
こんばんは。
株式会社鈴和商店の渥美です。
本日は、美味しくお茶を淹れる秘訣の一つを紹介させていただきます。
お茶というのは、抽出液の約99%が水ですので、お茶が美味しく入るかどうかは、使用する水に大きく影響します。
一番美味しく淹れることができる水は、その産地の水だと云われています。
それは無理でも、水はできるだけお茶に合うものを選びたいものです。
まず水道水を使用する場合はカルキ臭が気になります。
カルキ臭を取るために、一晩汲み置きした水を使用するか、沸騰してからヤカンの蓋を取り4~5分沸騰させたお湯を使用します。
又、南部鉄瓶を使用してお湯を沸かすとカルキが抜けるだけでなく、お湯もまろやかになります。
買ってきたミネラウォーターを使用する場合は、必ず軟水を選ぶようにしてください。
日本産の水はほとんど軟水ですが、外国産の水は硬水の場合があります。
硬水の場合、水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムと、お茶に含まれるカテキンが化合して、出したお茶が白濁し、味が淡泊になってしまうといわれています。
