ヘラクレスオオカブトの凄さを人に伝える時は、お茶に携わってる人であれば『品評会に出て来るヤブキタ』みたいだと例えるし、釣りが好きな人は『村田基』だねと例えるし、サッカーが好きな人は『三浦和良』だと例える(と思う)。

対象物(対象人物)の例え方は自分の領域内であると理解し易いし、領域外だと意味不明である。

花を感じると一言にいっても、視覚、味覚、嗅覚といった五感のどこを使いどう感じるかも人それぞれだし、花についての知識量によっても捉え方は様々だと思う。

今回の静岡手創り市のテーマ『花市場』に合わせて仕上げた花のお茶3種。お茶という繊細な香味の植物から飲んで花を感じていただきたいので、敢えてここでは言葉での説明はせずに当日販売致します。

お茶は向き合えば向き合うほど様々な表情を見せてくれます。ゆっくりと時間を取り、お茶の時間を取ると普段見えなかった顔を出してくれるのがお茶。受け手になって感じるのも、探検して自ら探しに行くのもお茶の楽しさ。

たかがお茶、されどお茶。

手創り市ご来場の際は、普段お茶を飲む方も飲まない方も、花のお茶を手に取っていただき、ご自宅でお茶を淹れ、口中にどのような花が咲くか楽しんでいただけたら幸いです。

店舗は週末の準備の為、今週は全日お休みさせていただきます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。ではでは今週末は新緑の護国神社でお待ちしております。