静岡手創り市春。

茶室をお借りしてお茶を淹れさせていただきました。お茶の時間ご一緒いただき有難う御座いました。全ての会のお茶と道具は同様でしたが、毎会同じ時間というものはなく全てが一期一会でした。

お茶の話はそこそこに流木、子供、石に、土器に、お菓子に、会話は多岐に渡りそこにあったのはお茶の時間ではなくお茶がある時間でした。

お茶を飲むから豊かな時間になるのか、豊かな時間があるからお茶を飲むのか。なんにせよお茶がご縁を広げて新しい景色を見せてくれるのをここ数年実感しております。

お茶はあるだけで人をつなぎ、心を整えて、時間を作る。お茶を通して誰かと過ごす時間をこれからも重ねていきたいと思います。

写真はこの日のために和菓子作家の犀野さんに作っていただいたお菓子『青かける』と『水ゆれる』。見た目の美しさだけでなく皆さんが口に入れた時の口角が上がる姿が見れました。犀野さん有難う御座いました。

この日の為に準備してくださった主催者、スタッフの皆様、お時間を一緒に作ってくださったみなさん、本当に有難う御座いました。静岡ではこれから萌黄色に輝く新茶が始まります。この時期だけの鮮度感あるお茶をぜひお楽しみください。では今週もどうぞよろしくお願い致します。