21日(土)から千駄木の箒星さんで開催した林潤一郎さんの個展で呈茶をさせていただきました。

青磁の一大産地だった波佐見三股郷から来た林潤一郎さんは枯れることの無い泉から熱湯が吹き漏れているような人だった。

自分の原体験から着想を得た様々な作品。

全てが一点物でひとつの作品についてとめどなく出てくる物語。物語の最後に必ず出てくる感謝の言葉。土に、産地に、家族に、店主に、天気に、生きとし生ける全てのものに感謝してそのものにじっくりと耳を傾けて心を燃やし手を動かす。

作品に込められた林さんの魂の声をたくさんの方にご高覧いただけたら嬉しいです。林潤一郎さんの個展は29日まで箒星さんで開催してますのでご都合合えばぜひ立ち寄ってみてください。

最後に店主の廣澤さん、個展に招待いただき有難う御座いました。作家さんの熱い思いと揺れ動く気持ちをその場で適した言葉にしてお伝えできる技量と全てを受け止めてくれる包容力あってこそあの素晴らしい空間と空気感が作れるのだなと勉強させていただきました。